商品説明
本屋のない人生なんて
三宅玲子
光文社
”この本に登場する書店主たちの本を商う姿勢には、業界や職種を問わない、働く本質がある。そう取材のある時期に気づいた。そして、筆者に役割があるとすれば、ひとつひとつの書店の日常や、書店主の本を手渡したいという思いを忠実に書いていくことなのではないかと思い至った” 著者あとがきより
WEB連載を単行本化に際して、全面的に改稿。十一の書店に再取材をして執筆した内容です。
登場する書店
留萌ブックセンター（北海道）
今野書店（東京）
定有堂書店（鳥取）
ウィー東城店（広島）
ブックスキューブリック（福岡）
本屋 Title（東京）
高久書店（静岡）
双子のライオン堂（東京）
汽水空港（鳥取）
MINOUBOOKS（福岡）
橙書店（熊本）
ーーー光文社紹介文ーーー
出版不況と言われて久しいものの、「本」という形態のメディアは決して不要となったわけではない。しかし、ネット書店で本を取り寄せる習慣は私たちの生活に定着し、本を「買う」場所は激変した。商店街のちいさな書店はもはや当たり前の風景ではなくなっている。
しかし、それでも新しい「本屋」を開く店主たちがいる。
いま、なぜ本屋なのか――。
北海道から九州まで。
全国の気骨ある書店を訪ね歩いたノンフィクション。
発行：光文社
仕様：四六判 ソフトカバー 344ページ
発売日：2024年3月21日
