なつかしい時間

なつかしい時間
長田弘/岩波新書

『記憶は、過去のものではない。それは、すでに過ぎ去ったもののことではなく、むしろ過ぎ去らなかったもののことだ。とどまるのが記憶であり、じぶんのうちに確かにとどまって、じぶんの現在の土壌になってきたものは、記憶だ。記憶という土の中に種子を撒いて、季節のなかで手をかけてそだてることができなければ、ことばはなかなか実らない。じぶんの記憶をよく耕すこと。その記憶の庭にそだってゆくものが、人生とよばれるものだと思う』

言葉、風景、人、時間。過去から未来に向けて、大切なものについて考えるエッセイ集。平易な言葉で深い世界に連れていってくれる長田弘さんの文章。心が揺れ動かされ、読み終えると風景が変わってみえます。

ーーー岩波書店 紹介文ーーー

この国の未来にむかって失われてはいけない大切なもの.NHK「視点・論点」で語った17年の集成.

言葉,風景,人たち,本…….この国の未来にむかって失われてはいけない大切なもの.20世紀の終りから21世紀へ,そして3.11へという時代に立ち会いつつ,再生を求めて,みずからの詩とともに,NHKテレビ「視点・論点」で語った17年の集成

発行:岩波書店
仕様:新書判 252ページ
発売日:2013年2月20日
販売価格 924円(税84円)
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