商品説明
頭のうちどころが悪かった熊の話
安東みきえ/新潮文庫
頭を打って記憶を失った熊。覚えているのは「レディベア」という単語とそれが大切な相手だという思い。そこにいた陸亀に聞いている「きみはレディベアかい?」
動物たちが繰り広げるユーモラスでシュールな大人のための寓話集。読んでいると登場する動物たちが自分のようだったり、身近な人間に見えてきたり。小泉今日子さんの書評と下和田サチヨさんのカラーイラスト全14点収録。
ーーー新潮社 紹介文ーーー
話題のベストセラー、待望の文庫化。ユーモラスで痛快、スパイシーな大人の寓話集。小泉今日子さんの書評を収録。
頭を打ってすべてを忘れてしまった熊が探しはじめたのは、愛するパートナー、レディベアだった。彼女は乱暴だったけど、熊はそんな彼女に会いたかったのだ――動物世間のよもやま話に奇妙で不思議な現実がみえ隠れ、これって、私たちのこと? 生き物世界の不条理がキュンと胸にしみる、シュールで痛快、スパイシーな7つの寓話集。イラスト全14点収録。話題のベストセラーを文庫化。
目次
頭のうちどころが悪かった熊の話
いただきます
ヘビの恩返し
ないものねだりのカラス
池の中の王様
りっぱな牡鹿
お客さまはお月さま
大切なもの教える寓話 小泉今日子
安東みきえ
1953(昭和28)年、山梨県生れ。1994(平成6)年「ふゆのひだまり」で小さな童話大賞大賞を、「いただきます」で、同選者賞今江祥智賞を受賞。2000年刊行の『天のシーソー』で、椋鳩十児童文学賞を受賞。『頭のうちどころが悪かった熊の話』『まるまれアルマジロ!』『夕暮れのマグノリア』『呼んでみただけ』などの著書がある。
発行:新潮社
シリーズ:新潮文庫
仕様:文庫版 139ページ
発売日:2011年12月01日