商品説明
絵のある自伝
安野光雅/文春文庫
津和野での少年時代からその半生を綴った初の自伝エッセイ。絵に対する思い、家族や友人、有名無名さまざまな人たちとのエピソード、教員時代や、兵役の話なども。エッセイに合わせた50点以上の書き下ろし作品もカラー収録。その絵の魅力を感じながら、ユーモア溢れる文章で安野さんの世界に親しむことができます。
ーーー 文藝春秋 紹介文ーーー
『旅の絵本』『ふしぎなえ』『ABCの本』などが世界中で愛されている画家の、初の自伝。
「自伝のようなものは書くまい」と思っていたが、日本経済新聞の「私の履歴書」欄に原稿を寄せるうちに「記憶のトビラがつぎつぎに開いた」、と大改稿大幅加筆。人情味のある豪傑な義兄、小学校で隣の席だった女の子、朝鮮人の友人、両親、弟……昭和を生きた著者が出会い、別れていった有名無名の人々との思い出をユーモア溢れる文章と柔らかな水彩画で綴る。
「わたしも、冗談が多すぎた。でもまだ空想癖はやまない。しかしこの本に書いたことはみな本当のことで、さしさわりのあることは書かなかっただけである」とは著者の弁だが、炭鉱務め、兵役、教員時代など知られざる一面も。
50点以上描き下ろした絵が、心温まる追憶は時代の空気を浮かび上がらせ、読む者の胸に迫る。楽しく懐かしい、御伽話のような本当のお話。
発行:文藝春秋
シリーズ:文春文庫
仕様:文庫版 256ページ
発売日:2014年05月10日