レインコートを着た犬
吉田篤弘
中公文庫
”「腹がすいたか」と直さんは云う。「腹がいたいのか」とタモツさんは云う。「背中がかゆくないか」と親方は云う。でも、誰ひとり、「お前、笑いたいのか」と察してくれない。
どうしてだろう。犬だって笑いたいですよ。”
誰もがそれぞれ犬に心のうちを話しかける。小さな映画館の看板犬ジャンゴを語り手に繰り広げられる雨と希望の物語。ゆるやかにつながる月舟町シリーズ三部作の完結編。
第一部
「つむじ風食堂の夜」
https://tohon.shop-pro.jp/?pid=168742214
第二部
「それからはスープのことばかり考えて暮らした」
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独立した物語ですのでそれぞれでお楽しみいただけます。
ー−−中央公論新社 紹介文ー−−
〈月舟シネマ〉の看板犬ジャンゴは、「犬だって笑いたい」と密かに期している。小さな映画館と、十字路に立つ食堂を舞台に繰り広げられる雨と希望の物語。
発行:中央公論新社
シリーズ:中公文庫 272ページ
仕様:文庫版
発売日:2018年5月22日