武器としての土着思考

1,980円(税180円)
通常版
サイン本1,980円(税180円)
在庫なし
タイプ

商品説明

武器としての土着思考
僕たちが「資本の原理」から逃れて「移住との格闘」に希望を見出した理由
青木真兵
東洋経済新報社

奈良県東吉野村にて自宅を人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」として開く著者が「都市」と「村」の原理に折り合いをつけながら考える「僕たちの闘い方」。

自らの経験をふまえて、先人たちの言葉、プロレスやもののけ姫、寅さんやガンダム、シャイニングなどを分析。自己や他人、社会にどう向き合い、希望を持って生きることができる道を探していきます。

ーーー東洋経済新報社紹介文ーーー

青木君の文章と思考はつねに揺らぎ、葛藤している。決して単一原理に執着すまいというつよい決意が彼の文体に『過剰なまでの節度』(そんなものがあるのだ)を与えている。――内田 樹

奈良県東吉野村への移住実践者で、人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」主催者による「土着」論。「都市の原理」と「村の原理」に折り合いを付けながら、いかに世間へ「ルチャ」(格闘)を仕掛けるか。若き在野研究者が綴る、生きる勇気が湧いてくる「逆」自己啓発書。

相手と関係をつくり、その関係の中でいかに生きていくか。この「相手」には、自分の中の「うまくコントロールできない自分」も含まれています。この相手とともにどう生きていくか。それこそ、僕が考える「闘い」(スペイン語でルチャ)です。だから本書で述べている武器とは、相手の技を受け、さらに強い技で返すことで生命力を高め合うような、「相手がワルツを踊ればワルツを、ジルバを踊ればジルバを」というかの名言にもあるような、「相手があってこその生」を築いていくための思考法のことなのです。本書では、相手との競争に勝つための武器を個別具体的に提示するのではなく、さまざまな事例を取り上げながら、「僕たちの闘い方」を一緒に考えていくことを目的としています。――「はじめに」より

ある程度長く生きていれば分かるように、競争した相手が味方になったり、時には味方が敵になったりすることがあります。もしくは大切なプレゼンや試験や試合の前の日に限って眠れなかったり、うまく話しかけたいのにその場に行くと言葉が出てこなかったり、「自分のことが嫌い」という人は「自分こそが一番の敵」だと思っているかもしれませんね。むしろ、相手がいるからこそ僕たちは闘うことができる。相手がいるからこそ僕たちは生きていくことができる。この考え方こそ、巷で「茶番」の比喩として使われるのとは全く異なる、本当の意味での「プロレス的思考」です。馬場がいたから猪木があった。長州と藤波、小林と佐山、山田と佐野、棚橋と中邑も同様でしょう。決して二人ではなく、武藤、橋本、蝶野などといった三人の場合もあるかもしれない。分かる人にしか分からない例えですみません。――「はじめに」より

目次
第1章 僕たちはどう生きづらいのか

1.僕たちが「資本の原理」から逃げ出すべき理由:奈良県東吉野村で生まれた「土着の知」の行き先

2.「生きづらさ」感じる社会をつくる一つの価値観:自分の価値を見失わず、生き抜くための思考法

3.「コスパ」と「スマート」の行き着く先にある「疎外」:「他人から必要とされているのか否か」をやめる

第2章 僕たちが図書館をする理由

4.僕たちが「利益を生まない図書館」を続ける理由:「他者の欲望」模倣より「ちょうどよい」身体実感

5.「風呂なし賃貸物件」は「失われた30年の帰結」だった:社会的貧困を踏まえて「借り」を生活に取り戻す

6.地域社会の「しがらみ」と折り合いをつける思考法:「土着」と「離床」のちょうどいいリアリティ

第3章 東吉野村で「二つの原理」を考える

7.「村の原理」と「都市の原理」に折り合いをつける:実は大事な「昔から続いてきた」「めんどくさい」

8.「もちつもたれつ」で生きのびてきた「神仏習合」:「2つの原理」で此岸と彼岸を行ったり来たり

9.「人間一人では生きていけない」を正面から考える:「個人の原理」と「共同体の原理」の決定的違い

10.『もののけ姫』が描いた「結果より過程」の哲学:目的なく「顔を出す」行為に支えられている社会

第4章 渡世人として生きていく

11.「若者の邪魔」をしてはいけない人口減少社会:年長者は「仕方ねぇなぁ」と待ち続けるしかない

12.寅さんが「何度でも失敗が許される」本当の理由:渡る世間には「ケアと就労」2つの原理が必要だ

13.「ワーク・ライフ・バランス」は「無理ゲー」です:「いい子」を生む経済成長前提の社会構造の限界

14.「リスキリングせよ、さもなくば自己責任」の未来:「ガンダム」が描いた「デジタル社会」への適応

第5章 土着人類学を通してこれからを考える

15.「心は売っても魂は売らない」ファンキーな土着:「逃れられない病」を土臭く泥臭く生きていく

16.「数値化」では世界の本質を理解できない:土着人類学で考える社会との折り合いの付け方

17.「ホラーの帝王」が描いた「選択と集中」が招く悲劇:「話半分に聞く」姿勢で新自由主義を生き抜く

18.「国富でなく民富こそ国力」と喝破した孟子の真意:「実質賃金マイナス」時代に必要な王道政治と士

著者プロフィール
青木 真兵 (アオキ シンペイ) (著/文)
青木 真兵(アオキ シンペイ)
「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター、古代地中海史研究者、社会福祉士
1983年生まれ、埼玉県浦和市(現さいたま市)に育つ。「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。博士(文学)。社会福祉士。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」の配信をライフワークとしている。2016年より奈良県東吉野村に移住し自宅を私設図書館として開きつつ、現在はユース世代への支援事業に従事しながら執筆活動などを行っている。著書に『手づくりのアジールーー「土着の知」が生まれるところ』(晶文社)、妻・青木海青子との共著『彼岸の図書館ーーぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト』シリーズ(エイチアンドエスカンパニー) 、『つくる人になるためにーー若き建築家と思想家の往復書簡』(光嶋裕介との共著、灯光舎)などがある。

発行:東洋経済新報社
仕様:四六判 ソフトカバー 218ページ
発売日:2024年6月19日

この本を買った人はこんな本も買いました

タイプ
通常版
サイン本1,980円(税180円)
在庫なし

ショッピングガイド

SHIPPING 配送・送料について

クリックポスト
【梱包サイズ】34cm×25cm×3cm
【送料】300円(税込み・梱包費込み)
【追跡番号あり】
※梱包サイズオーバーの際はご連絡しますので、複数冊数ご注文でどのサイズに収まるか不明な場合はひとまずこちらをお選びください。
レターパックライト
【梱包サイズ】34cm×25cm×3cm(専用封筒)
【送料】500円(税込み・梱包費込み)
【追跡番号あり】
※サイズオーバーの際はメールにてご連絡します
レターパックプラス
【梱包サイズ】34cm×25cmの厚紙封筒に納まる4kg以内の商品でご利用いただけます(専用封筒)
【送料】650円(税込み・梱包費込み)
【追跡番号あり】【対面手渡】
※サイズオーバーの際はメールにてご連絡します
ゆうパック
1万5千円以上のお買い上げで送料無料

【地域別送料】
近畿・中部・中国・四国 600円
関東・九州 650円
東北 700円
沖縄 900円
北海道 1300円
【追跡番号あり】
【対面手渡し】
【代引き対応】

※梱包サイズが60�僂鯆兇┐訃豺腓歪媛知繕發箸覆蠅泙垢里妊瓠璽襪砲討艦⇒蹐い燭靴泙后�

※配送業者でのお荷物の保管期限は7日となります。保管期限を過ぎますとお戻しとなり再度発送が必要となりますので、追加送料を請求させていただきます。

RETURN 返品について

不良品
商品の破損、商品違い、当店の不手際により不備が発生した場合は、お取り替えいたしますのでご連絡ください。商品に欠陥がある場合を除き、返品には応じかねますのでご了承ください。

完売品や生産終了品など、交換できない場合は商品代金の返金とさせていただきます。
返品期限
商品到着後7日以内とさせていただきます。
返品送料
不良品・発送間違いに該当する場合のみ当方で負担いたします。

PAYMENT お支払いについて

クレジット払い
クレジットカード決済になります。(決済会社:クロネコwebコレクト)

利用可能クレジットカード
JCB・VISA・マスター・ダイナース・アメックス・UCなど。

※決済会社「クロネコwebコレクト」の不正検知サービスを利用しています。不正利用の懸念が検知された場合は、恐れ入りますが銀行振込の前払いでのお支払いをお願いいたします。
三井住友銀行
振込手数料はお客さま負担になります。
ゆうちょ銀行
振込手数料はお客さま負担になります。
ドコモSMTBネット銀行
振込手数料はお客さま負担になります。

2026年8月3日より住信SBIネット銀行からドコモSMTBネット銀行に名称が変更になりました
商品代引き(ゆうパックのみ)
代引き手数料400円はお客さま負担になります。
代引きはゆうパックのみの対応です。

代引きをご指定された場合は、配送業者での保管期限を過ぎますとお戻しとなり返送送料が発生いたします。その際は、発送料・返送料の合計金額を請求させていただきます。