商品説明
立ち読みの歴史
小林昌樹
ハヤカワ新書
ーーー早川書房紹介文ーーー
日本特有の習俗である「立ち読み」。一体いつ、どこで始まったのか？ その歴史を丹念に辿ると、江戸から明治にかけての「書物の近代化」、そして「読者」の誕生が見えてくる！ 国立国会図書館でレファレンス担当を15年務めた著者がその技術を尽くした野心作
私たちのご先祖さまは、 どんな姿で本を読んでいたのか?
「海外に立ち読みなし」洋行知識人たちの証言
江戸時代の本屋は「座売り」(閉架式)だった
明治維新と「本の身分制」の解体
日本人の識字率をめぐる神話と真実
万引き犯を水責めに! 大正七年神保町の光景
「ハタキ」の漫画的ミームはいつ頃からあったのか
立ち読みの成立が「近代的読者」を生んだ!?!?!
「本屋は知の狩り場であり、誰もが通える大学だった。
本書はその理由を思い出させてくれる。──読書猿
発行：早川書房
仕様：新書判 200ページ
発売日：2025年4月23日
