商品説明
seeing itself 新しい写真のために for new photography
ホンマタカシ
torch press
ーーーtorch press紹介文ーーー
写真家・ホンマタカシによる写真と視覚にまつわる思考、実践を横断的にまとめたテキストブック。
『たのしい写真』(2009年)から約15年を経て、写真を見る・撮ることについての、ホンマの理論・実践・印象が改めて綴られ、私たちが日々何気なく接している視覚という行為を、一度解体し、新たな余白と揺らぎをもたらすします。
「photography is first of all, a way of seeing. It’s is not seeing itself [写真とは、まず、ある種の見方だ。それは見ることそれ自体ではない]と、スーザン・ソンタグは書きました。その通りだと思います。でも僕はあえてもう一度、seeing itselfから考えてみたいと思っています」(はじめに)。このソンタグの言葉を皮切りに、著者がこれまでに撮影・制作と並行して長く扱ってきたトピックたち―心理学者ジェームス・J・ギブソンが提唱する「アフォーダンス」、画像における二重性、中平卓馬についてのある仮説、カメラ・オブスクラ実践について言及し、そこへ作例と実作、そして引用と断章を交えて構成されています。
視覚の時代とも言える今を生きる現代人にとって、私たちが日々見ている世界のリアリティとは何かを再考する契機となる一冊。
目次
はじめに 06
I
なぜ、見ているとおりに写真が撮れないのか? 課題1 単眼性についてのワークショップ 12
自分の顔は恐ろしい 24
課題2 画像の知覚における二重性 28
ワークショップ1 武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 3年次 空間1(インテリアデザイン)C 課題 2019―2023 46
II
生態心理学者・佐々木正人さんとの対話 54
トウキョウの朝 72
神様とアンビエントライトと5 minutes 76
きわめてよいふうけい 生態心理学的中平卓馬論 9
��
Back to the cave 114
川端康成「雪」から 122
建築で、建築をあるいは都市を撮る 126
ワークショップ2 東京大学 建築学専攻 千葉研究室 3年次 造形第六課題 2016―2024 130
東京大学大学院工学系研究科教授・千葉学さんとの対話 136
父
親が死んだ 156
著者プロフィール
ホンマタカシ (ホンマタカシ) (著)
写真家。1962年、東京都生まれ。1999年『東京郊外』(光琳社出版)で第24回木村伊兵衛写真賞受賞。著書に『たのし い写真 よい子のための写真教室』(平凡社、2009年)、『ホンマタカシの換骨奪胎―やってみてわかった!最新映像リテラシー入門 ―』(新潮社、2018年)など。 近年の作品集に『TOKYO OLYMPIA』(NIEVES、2023年)、『Thirty-six View ofMount Fuji』 (MACK、2023年)ほか写真集多数。2023年から2024年にかけては、東京都写真美術館にて個展「即興」を開催。
発行:torch press
仕様:四六変型判 縦188mm 横125mm 168ページ
発売日:2025年12月15日