商品説明
亡くなった人の「日常記憶地図」を歩く 語られなかった風景をなぞる
サトウアヤコ
ーーー著者紹介文ーーー
「日常記憶地図」(2012-)という地図をなぞって場所の記憶を思い出す方法は、語らないまま亡くなった人にも可能か、ということを祖父母や父で試行錯誤した10年以上の記録です。旅行仕立てにもなっています。
「日常記憶地図」は「場所の記憶」を思い出す方法です。地図の「よく行った場所/道」を本人がペンなどでなぞって描いたあとで、その場所や道について聞いていく主にインタビューのための手法で、2012年に開発しました。
(中略)
けれど、相手が既に亡くなっていて話を聞くことばできない場合はどうすればよいのでしょうか。
(中略)
本書は10年以上にわたる試行錯誤の記録であり、同時に小さなガイドでもあります。亡くなった人の「日常記憶地図」を描き、歩き、ある時は親族と地図を囲む。そのプロセスを通じて、死後でも関係は変わりうるのではないかと考えています。これからも続けていくつもりです。」
本文より
目次
風景を探して
祖母の「日常記憶地図」を歩く 穴水町(石川縣) 2015–
祖父の「日常記憶地図」を歩く 深川、靈岸島(東京市) 2019–
祖父の「日常記憶地図」を歩く 千駄ヶ谷、代々木山谷(東京市) 2025–
父の「日常記憶地図」を歩く 平(現・いわき)、内郷(福島県) 2014–
亡くなった人の「日常記憶地図」を囲む 義父の札幌/義母の室蘭(北海道) 2019–
ガイド 亡くなった人の「日常記憶地図」を描く
風景をなぞる ー不在、想像、更新
巻末 亡くなった人の「日常記憶地図」 移動年表
発行:サトウアヤコ
執筆・デザイン:サトウアヤコ
編集 :竹内厚
仕様:A5横 48ページ