商品説明
雲と鉛筆
吉田篤弘/ちくまプリマー新書
「これからしばらくのあいだ、遠い街にでかけるのは控え、これまで考えてきたことのつづきを考えてみたい」
鉛筆工場で働きながら屋根裏部屋に住む青年。鉛筆で夜の雲を描き、青いノートに思うことを書き、姉に手紙をだす。小さな町の顔馴染みの人たちとの変わらぬ日常と、その向こうへのいざない。
静かに雲を見つめるような読み心地の物語です。
ーーー筑摩書房 紹介文ーーー
ぼくは屋根裏部屋に住み、鉛筆工場で働いている。大きなことが書かれた小さな本を読み、遠い街に出かけて、友人とコーヒーを飲む。鉛筆を削って、雲を描き、姉に手紙を書いて、人生を考える。
発行:筑摩書房
シリーズ:ちくまプリマー新書
仕様:新書版 128ページ
発売日: 2018年6月