中庭のオレンジ
吉田篤弘
中央公論新社
図書館の中庭にあるオレンジの木、オオカミの先生の〈ヴァンパイア〉退治、5391番目の迷える羊、予言犬ジェラルドと花を運ぶ舟、遠い場所で響き合う夜の合奏、天使が見つけた常夜灯のぬくもり…。
そっと始まって不意に幕が下りる小さな物語21編。それぞれの世界に身をゆだねていると、心にちいさな光が灯るような心地よさを感じます。
『月とコーヒー』(’徳間書店)が好きなかたはぜひ。
ー−−中央公論新社紹介文ー−−
やすらぎのひとときに、心にあかりを灯す21話の物語。
◇オオカミの先生の〈ヴァンパイア〉退治
◇五番目のホリーに託されたスープの秘密
◇ギター弾きの少女の恋
◇5391番目の迷える羊
◇予言犬ジェラルドと花を運ぶ舟
◇遠い場所で響き合う夜の合奏
◇天使が見つけた常夜灯のぬくもり
……ほか
中公文庫既刊関連作を含む至福の掌篇小説集。
〈中公文庫創刊50周年記念刊行〉
著者プロフィール
吉田篤弘 (ヨシダアツヒロ)
1962年東京生まれ。小説を執筆するかたわら、「クラフト・エヴィング商會」名義による著作と装幀の仕事を続けている。『つむじ風食堂の夜』『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『レインコートを着た犬』『おるもすと』『おやすみ、東京』『天使も怪物も眠る夜』『奇妙な星のおかしな街で』『金曜日の本』『月とコーヒー』『それでも世界は回っている』『屋根裏のチェリー』『物語のあるところ――月舟町ダイアローグ』など多数。
発行:中央公論新社
仕様:四六変型判 ハードカバー 320ページ
発売日:2022年12月20日