世界の適切な保存
永井玲衣
講談社
”わたしは哲学の現場にいながらも、哲学者の言葉より詩人の言葉を愛した。だが世界に対する動機は、哲学者と詩人は共有していると信じている。世界をよく見ること。見たいと熱望すること。そのための目を育て、耳を持ち、指をいっぱいにひらいて、探りまわること。”
対話する哲学者・永井玲衣、待望の最新刊。世界をもっと「よく」見ること。その中に入り込んで、てのひらいっぱいに受け取ること。この世界と向き合うための哲学エッセイ。
紀伊國屋じんぶん大賞2025 読者と選ぶ人文書ベスト30 14位
【関連書籍】
『水中の哲学者たち』永井玲衣
ーーー講談社紹介文ーーー
ロングセラー『水中の哲学者たち』で話題沸騰!
対話する哲学者・永井玲衣、待望の最新刊!
見ることは、わたしを当事者にする。
共に生きるひとにする。
世界をもっと「よく」見ること。その中に入り込んで、てのひらいっぱいに受け取ること。
この世界と向き合うための哲学エッセイ。
わたしはどうやら、時間が流れていくにしたがって、
何かが消えるとか、失われるとか、忘れられるということがおそろしいらしい。
ここに書かれたもの。その何倍もある、書かれなかったもの。
でも決してなくならないもの――。
生の断片、世界の欠片は、きかれることを待っている。じっとして、掘り出されることを待っている。
著者プロフィール
永井 玲衣 (ナガイ レイ) (著/文)
人びとと考えあう場である哲学対話を幅広く行っている。せんそうについて表現を通し対話する、写真家・八木咲との「せんそうってプロジェクト」、後藤正文らを中心とするムーブメント「D2021」などでも活動。著書に『水中の哲学者たち』(晶文社)。第17回「わたくし、つまりNobody賞」を受賞。詩と植物園と念入りな散歩が好き。
発行:講談社
仕様:四六判 288ページ
発売日:2024年7月25日