美しい街

美しい街
尾形 亀之助 著/松本 竣介 挿画

尾形亀之助の全詩集から55の詩を厳選。

個人的にも大好きな尾形亀之助。眠る前に尾形亀之助の詩集を読むことが多い。「いつまでも寝ずにいると朝になる」というタイトルの詩がある。

「眠らずにいても朝になったのがうれしい/消えてしまった電燈は傘ばかりになって天井からぶらさがっている」

何気ない日常を切り取った詩の数々。特別ではない景色が、亀之助の言葉を通して見ると、まったく違って見えてきます。

著者略歴

尾形亀之助
1900年宮城県柴田郡大河原町生まれ。20年東北学院中学中退後、上京し、『色ガラスの街』(恵風館・1925)、『雨になる朝』(誠志堂書店・1929年)、『障子のある家』(自家版・1930)を刊行する。32年帰郷。42年没

松本竣介
1912年東京渋谷生まれ。22年父の郷里である盛岡に居を移し、一三歳で聴力を失う。29年盛岡中学中退後、画家を志し上京。都会風景、人物、建物を理知的な画風で詩情豊かに描く。48年没

171ページ
出版社 夏葉社
発売日 2017/3
販売価格
1,728円(税128円)
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