商品説明
孤独と居場所の社会学 なんでもない“わたし”で生きるには
阿比留久美
大和書房
”もし居場所が個人の実存の問題だとするならば、「ここがあなたの居場所ですよ」と誰かに言われたとしても、そこは居場所にはなりません。「目的としての居場所」などというものはなく、結果として事後的に、「この場所は自分にとっての居場所だな」と認識されるものなのです。”
”自分が自分の感じていることを感じ取ろうとしなければ、誰がそれを感じとってくれるというのでしょうか。自分が感じていることを無視して社会への適応を図ろうとする中で、人は居場所を感じることはできるのでしょうか。”
「居場所がない」と思う時の「居場所」とはいったい何なのか。本書では「居場所」を切り口として、存在証明を求める社会の生きづらさ、学校や家族など社会がいかに生の基盤として不安定化してきたかを分析。孤立化、リスク化、自己責任化した現代において、居場所のある生を生きるための社会を探っていきます。
ー−−大和書房紹介文ー−−
SNSを通して私たちは「つながっている」。なのになぜこんなに孤独なのか?「居場所」を切り口に生きづらさの構造を解き明かす。
発行:大和書房
仕様:四六判 ソフトカバー 256ページ
発売日:2022年10月21日